2013,8,9-11 三国山脈縦走 (巻機山~朝日岳) 1日目
巻機山~ジャンクションピークへの分岐にて。
会社の夏季休暇を使い、以前から気になっていた区間を歩いてきました。
その場所は、巻機山から朝日岳へ連なる上越国境稜線です。
今思えば、2009年に裏越後三山(荒沢岳~中ノ岳~越後駒ヶ岳)を歩き、
三国山脈の雰囲気に心を奪われたのがきっかけになっている気がします。
巻機山は今回が2回目。残雪期に兄と来て以来。
あのたおやかな稜線が谷川岳まで繋がっていると思うとワクワクが止まりません。
出発日、準備に追われ、アパートを出たのが夜中の2時。
眠気に勝てず、途中の高速道路SAで仮眠したら3時間寝てしまい、
六日町駅に車を停めてバスで清水集落まで行く予定が、巻機山登山口である桜坂駐車場まで車で行く事に。
ということで、桜坂駐車場でハイク準備をして。
AM9:30。桜坂駐車場をスタート。
まずは、ブナの森を登る。気温が高くて汗が止まらない。
途中見晴らしの良いポイントから見える、天狗岩と割引岳。
ニセ巻機も見える。
ニセ巻機を目指して荒れた階段を登る。
稜線に着くとこの眺め!!
なんてやさしい山容だ。
ニセ巻機でパチリ。
避難小屋から5分程下ったとこにある水場へ。
ここの雪解け水が冷たくて、うまい!!冷た過ぎて手を浸けていられない程。
暑さで水を結構消費していたのでここで補給。
避難小屋前のベンチで行動食を食べて小休憩した後に、巻機山山頂へ向け木道を進む。
途中振り返る。ニセ巻機と避難小屋。
巻機山山頂にて。標高1967mで今回の旅の最高峰。
山頂の表札がある所ではなくて、実は行く先に見えるコッチが本来のピーク。
その頂がコチラ。一応ケルンがあります。
しばらく歩くと、朝日岳への道標があるポイントに到着。
ここから、登山道を逸れてジャンクションピークを目指します。
地形図で再度確認。ここから先は道はありません。
ゲイターを装着して、「ヨシッ!!」と気合を入れて歩き出す。
ここから先は道はないと言いましたが、5分程道がありました(笑)
道が無くなると、いきなり背丈以上の笹藪漕ぎ。手強い。。。
最初は、なるべく歩きやすい、群馬県側の草原帯斜面をトラバースしていましたが、
それも続かず、藪の稜線へ。だいたい胸くらいの藪漕ぎ。この位のレベルならカワイイもんです。
所々、藪が深い!!背丈程の藪は当たり前。
草原帯の斜面に逃げて、歩いた稜線を振り返る。歩いた時間の割に全然進んでない。。。
所々、コバイケイソウが咲き乱れていました。(写真奥のピークが米子頭山。)
この草原帯は、群馬県側の米子頭山付近です。
時刻はPM3:30頃。
当初の考えでは、1日目で檜倉山まで行く考えでしたが、時間的にも体力的にも無理でした。
藪漕ぎの大変さを痛感です。
地形図を見ると米子頭山を過ぎた1つ目のピークら辺の等高線の感覚が広くなっていてテントを張れるかもしれない。でも、新潟県側なので草地では無く笹原の可能性が高い。
笹原にテントを張るのはキビシイがとりあえず行ってみることに。
草原帯から米子頭山にアタックを試みたが、笹だけでなく枝が多くて断念。
この枝類が本当に厄介!!
抜けるのに時間が掛かりそうで、難儀して越えたとしても、この先すぐにテントを張れる所がある保証も無いので、草原帯に戻りテント設営の目星を付けていた池塘の近くに戻る。
その池塘近くに寝床を設営。今回は「ブラックダイヤモンド / ベータライト」
設営場所のすぐ側に、チョロチョロと水が流れている所を発見!!これは奇跡!!
冷たかったので、雪解けでしょうか?上部に残雪は無いけど。
池塘の水を使おうと思っていたので、これはかなりラッキー。
そのままでもいけそうでしたが、一応セイシェルを通して飲みました。冷たくてうまかった。
池塘の前に座り、夜ごはん。
暑さと藪漕ぎでかなり体力を奪われたのですが、食欲が湧かず
菓子パンを食べた後にカップヌードルリフィルだけ。
シェルターに潜り、ウトウトしていると空が赤くなっているのが分かり、外を覗く。
明日も晴れてくれるだろうか。
当初の予定が崩れ、想像してた何倍も藪漕ぎが大変で、
また明日もあの藪の中を歩くのかと思うと憂鬱になりながら、不安要素を抱えた状態で
視界不良の藪漕ぎだけは勘弁してくれと、空にお願いして眠りに就いた。
2日目につづく。
会社の夏季休暇を使い、以前から気になっていた区間を歩いてきました。
その場所は、巻機山から朝日岳へ連なる上越国境稜線です。
今思えば、2009年に裏越後三山(荒沢岳~中ノ岳~越後駒ヶ岳)を歩き、
三国山脈の雰囲気に心を奪われたのがきっかけになっている気がします。
巻機山は今回が2回目。残雪期に兄と来て以来。
あのたおやかな稜線が谷川岳まで繋がっていると思うとワクワクが止まりません。
出発日、準備に追われ、アパートを出たのが夜中の2時。
眠気に勝てず、途中の高速道路SAで仮眠したら3時間寝てしまい、
六日町駅に車を停めてバスで清水集落まで行く予定が、巻機山登山口である桜坂駐車場まで車で行く事に。
ということで、桜坂駐車場でハイク準備をして。
AM9:30。桜坂駐車場をスタート。
まずは、ブナの森を登る。気温が高くて汗が止まらない。
途中見晴らしの良いポイントから見える、天狗岩と割引岳。
ニセ巻機も見える。
ニセ巻機を目指して荒れた階段を登る。
稜線に着くとこの眺め!!
なんてやさしい山容だ。
ニセ巻機でパチリ。
避難小屋から5分程下ったとこにある水場へ。
ここの雪解け水が冷たくて、うまい!!冷た過ぎて手を浸けていられない程。
暑さで水を結構消費していたのでここで補給。
避難小屋前のベンチで行動食を食べて小休憩した後に、巻機山山頂へ向け木道を進む。
途中振り返る。ニセ巻機と避難小屋。
巻機山山頂にて。標高1967mで今回の旅の最高峰。
山頂の表札がある所ではなくて、実は行く先に見えるコッチが本来のピーク。
その頂がコチラ。一応ケルンがあります。
しばらく歩くと、朝日岳への道標があるポイントに到着。
ここから、登山道を逸れてジャンクションピークを目指します。
地形図で再度確認。ここから先は道はありません。
ゲイターを装着して、「ヨシッ!!」と気合を入れて歩き出す。
ここから先は道はないと言いましたが、5分程道がありました(笑)
道が無くなると、いきなり背丈以上の笹藪漕ぎ。手強い。。。
最初は、なるべく歩きやすい、群馬県側の草原帯斜面をトラバースしていましたが、
それも続かず、藪の稜線へ。だいたい胸くらいの藪漕ぎ。この位のレベルならカワイイもんです。
所々、藪が深い!!背丈程の藪は当たり前。
草原帯の斜面に逃げて、歩いた稜線を振り返る。歩いた時間の割に全然進んでない。。。
所々、コバイケイソウが咲き乱れていました。(写真奥のピークが米子頭山。)
この草原帯は、群馬県側の米子頭山付近です。
時刻はPM3:30頃。
当初の考えでは、1日目で檜倉山まで行く考えでしたが、時間的にも体力的にも無理でした。
藪漕ぎの大変さを痛感です。
地形図を見ると米子頭山を過ぎた1つ目のピークら辺の等高線の感覚が広くなっていてテントを張れるかもしれない。でも、新潟県側なので草地では無く笹原の可能性が高い。
笹原にテントを張るのはキビシイがとりあえず行ってみることに。
草原帯から米子頭山にアタックを試みたが、笹だけでなく枝が多くて断念。
この枝類が本当に厄介!!
抜けるのに時間が掛かりそうで、難儀して越えたとしても、この先すぐにテントを張れる所がある保証も無いので、草原帯に戻りテント設営の目星を付けていた池塘の近くに戻る。
その池塘近くに寝床を設営。今回は「ブラックダイヤモンド / ベータライト」
設営場所のすぐ側に、チョロチョロと水が流れている所を発見!!これは奇跡!!
冷たかったので、雪解けでしょうか?上部に残雪は無いけど。
池塘の水を使おうと思っていたので、これはかなりラッキー。
そのままでもいけそうでしたが、一応セイシェルを通して飲みました。冷たくてうまかった。
池塘の前に座り、夜ごはん。
暑さと藪漕ぎでかなり体力を奪われたのですが、食欲が湧かず
菓子パンを食べた後にカップヌードルリフィルだけ。
シェルターに潜り、ウトウトしていると空が赤くなっているのが分かり、外を覗く。
明日も晴れてくれるだろうか。
当初の予定が崩れ、想像してた何倍も藪漕ぎが大変で、
また明日もあの藪の中を歩くのかと思うと憂鬱になりながら、不安要素を抱えた状態で
視界不良の藪漕ぎだけは勘弁してくれと、空にお願いして眠りに就いた。
2日目につづく。
by yakult_shift
| 2013-08-14 01:49
| Hike 【越後】
サラリーマンの日常ブログ
by ペロ
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
ブログパーツ
カテゴリ
全体Hike 【東北】
Hike 【越後】
Hike 【上州】
Hike 【信州】
Hike 【北アルプス】
Hike 【南アルプス】
Hike 【八ヶ岳】
Hike 【奥秩父】
Hike 【奥多摩】
Hike 【丹沢】
Little Cub
Camp
Ski
Clothing
Shelter
Other Gear
Shopping
one's own making
High Five
気になるやーつ
その他
未分類
以前の記事
2016年 02月2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 10月
2014年 05月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
外部リンク
最新の記事
2015,9,10-12 .. |
at 2016-02-09 01:27 |
2015,1,3 弥彦山 |
at 2015-02-16 22:21 |
2014,11,30 弥彦山.. |
at 2015-02-14 00:00 |
2014,11,21 丹沢主.. |
at 2015-01-22 00:53 |
Mt.Kayagatake .. |
at 2014-12-18 00:49 |
検索
タグ
ヒルバーグ ソウロ(14)patagonia traverse pants(12)
GOLITE PEAK(10)
パタゴニア フーディニ(10)
オスプレー エクソス58(7)
ULA CDT(7)
ブラックダイヤモンド ベータライト(7)
ハイカーズデポ×ファイントラック ツェルト2 ロング(7)
GOLITE PonchoTarp(6)
デイナデザイン スルスキン 45(6)
WESTCOMB ウエストコム(6)
山と道 U.L.pad15s(6)
リトルカブ(6)
インテグラルデザイン シルポンチョ(6)
テラノバ タープシェルター2(6)
テラノバ レーサー20エリート(5)
パタゴニア ライトウェイトトラベルパック(5)
NEMO META 2P(5)
アウトドアリサーチ オッドジョブハット(4)
MYOG(4)